毛に関するトラブル(埋没・毛嚢炎・毛包炎)
毛の埋没とは
何らかの原因により肌の表面に出るはずの毛が、肌から出ることができず薄い皮膚の下でそのまま成長を続けてしまい、皮膚の表面の下に生えてしまった状態をいいます。
毛が生えている場所であれば、どこでも埋没毛になる可能性はあり黒いブツブツのように見えることもあります。

埋没する原因は
多くの場合、毛の自己処理の後に発生することが多いと言われています。
特に毛抜きを使う場合、毛根を無理矢理引き抜くことになるため、お肌に与えるダメージが大きいため、抜いた後のお肌のダメージで角質層(表層部分)が厚くなることで、毛穴をふさいでしまうため、次に生えてくる毛が埋もれてしまいます。
その他、上手く抜けきれず、毛が途中で切れてしまった場合なども、お肌の表面や毛穴が怪我のようなダメージと認識してしまい、お肌の表面を修復しようとすることで、途中で切れた毛や、次に生えてくる毛を埋没させてしまう場合もあります。
カミソリによる自己処理の場合には、カミソリの刃がお肌の表面の角質層まで削ってしまうため、角質層の剥がれ・傷つきによって、お肌が乾燥しやすくなり皮膚が硬くなることで、次に生えてきた毛が表面に出ることができなくなり、埋没につながります。
その他、自己処理をしていない場合でも、お肌が乾燥しやすい状態になっていたり、お肌にトラブルがある状態になると、ターンオーバーによるお肌の入れ替わりが遅くなったりしやすく、その結果、表層部分に厚みができてしまい、埋没の原因となります。

毛嚢炎(もうのうえん)・毛包炎(もうほうえん)
毛穴の奥の毛根を包んでいる部分(毛包、毛嚢)が炎症してしまうことをいいます。 主な原因として、毛包部にできた小さなキズから細菌が感染するなどによって起こります。
炎症の原因は?
毛包部がダメージ(掻き傷や、カミソリなどの自己処理でできた傷など)から細菌が入り込んでしまうことが原因といわれています。
原因菌には、主に黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌、緑膿菌と呼ばれる菌などに感染して起こる場合もあります。
稀に、他の症状の治療などで利用しているステロイド外用薬(免疫を抑制する作用がある)がお肌に合わなかったりする場合や、日頃の洗浄不足などによる皮膚の不衛生などにより発生する場合もあります。
症状は?
毛穴の部分に赤みを帯びたり、中央部分に膿をもった皮膚の盛り上がり(膿疱)が発症します。また、人によっては軽い痛みを感じる方もいらっしゃいます。
発生範囲は、1か所のみの場合や広範囲になる場合など、原因やその方のお肌の状態によってことなります。

予防・発生後の対処は?
皮膚(毛穴)が清潔な状態であることが予防策となります。
また、毛の自己処理によるダメージがきっかけとなる場合もあるので、自己処理後のお肌の状態はダメージがあり敏感な状態になっているため注意が必要です。
症状が発生した場合は、皮膚を清潔にしておき、お肌に刺激をあまり与えないようにすること。痛みが伴っていたり、赤みなどが強い場合などは、皮膚科などへご相談をいただくか、市販薬などを使い、炎症を抑える対処が必要となります。

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